日本国内でもファッションの一部として広がりを見せつつあるタトゥーですが、目にするタトゥーもあるんです。
全体的に【閲覧注意】ですので、ご興味ある方のみ読み進めてください。
眼球タトゥーとは?
眼球タトゥーとは、その名の通り、「目(眼球)にする入れ墨」のことです。
目の「白目」部分に特殊なインクを専用注射器で流し込んでいくという、恐怖のタトゥーです。
広く行われているタトゥーとは違い、人体改造(ボディ・モディフィケーション)の一種であるという考え方もあります。
複雑なデザイン・絵柄を描くのは難しく、単色カラーやシンプルデザインのものが描かれている事が多いです。
海外ではアイボールタトゥー(Eyeball-Tattooing)と呼ばれ、実際にオシャレとして楽しんでいる方がいます。
特にアメリカやオーストラリア、ブラジルなどで流行の兆しがあるとか。
眼球タトゥーの歴史
眼球タトゥーの歴史は浅く、2007年頃だとされています。
人体改造アーティストおよびタトゥーのスペシャリストである、Luna Cobra(ルナ・コブラ)さんが世界で初めて実現した、と言われています。
ちなみに世界中で見られる一般的なタトゥーは、アメリカを中心に1960年代から広がり始めました。
眼球タトゥーの画像・写真
ここからは【閲覧注意】です。
実際に眼球タトゥーをした方々の画像です。
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眼球タトゥーの痛み
ものすごい恐怖はあるものの、痛みはそこまでではないようです。
まばたきを抑え、眼球が動かないように麻酔をするためです。
眼球を動かさないための麻酔という意味では、実際に私が受けたレーシック手術にも共通する点があります。
眼球タトゥーの失敗事例
デリケートな部分へのタトゥーなので、少なからず失敗事例があります。
キャット・ギャリンガーさん
カナダ人女性であるキャット・ギャリンガーさん(24歳)は、タトゥー手術後に紫色のインクが流れ出してきてしまいました。
すぐに病院に駆けつけステロイド抗生物質入りの目薬を指したところ、症状悪化してしまい、目がパンパンに腫れてしまい、紫のタトゥー(インク)が目の中で塊のようになってしまい、ほぼ視力を失い、失明状態になってしまったようです。
アレクサンドラさん
ポーランド・ヴロツワフ在住のアレクサンドラさんは、タトゥー手術後に右目だけ視力がどんどん低下していることに気付きました。
急いでタトゥーをしてもらったスタジオに問い合わせたところ「数日もすれば視力回復する」と言われ待ち続けましたが、ますます視力低下に。
病院で視力回復のための手術を受けましたが、彼女の右目は緑内障と白内障を同時に患っており、元通りの視力に回復させることはできませんでした。
眼球タトゥーの値段
眼球タトゥーは特殊であり、シンプルな料金表などは存在しません。
個別相談やカウンセリングの上、カラーやデザインによって料金が決まってくるものだと思われます。
ちなみに普通のタトゥーの場合、ワンコイン程度のサイズで10,000円~、スマホサイズで30,000円~が相場です。
眼球タトゥーの法律
まだまだ世界でも珍しい眼球タトゥーですが、一部の地域では法規制がされています。
アメリカ・オクラホマ州ではオクラホマ眼科学院に支持され、2009年に眼球へのタトゥー・入れ墨を禁止しています。
オクラホマ州で眼球タトゥーすれば、現在すでに違法になるということです。
眼球タトゥーは日本国内でできるか
現在のところ(2018年時点)、日本国内で眼球タトゥーを公に提供してるスタジオ施設は見当たりませんでした。
渋谷にある有名タトゥースタジオでも、目への入れ墨はしていません。耳以外はすべてNGとのこと。
Q. ほくろのタトゥーは彫れますか?
A. 耳の部位以外の顔面への施術は行っておりません。
※Q&Aページに上記のような記載がありました。
もし眼球タトゥーに興味があれば、冒頭でも紹介した第一人者であるLuna Cobra(ルナ・コブラ)さんに問い合わせてみるのがいいかもしれません。
ルナ・コブラさんによると、これまでの眼球タトゥーで失敗したことはないとのことです。
まとめ
- 眼球タトゥー:目に注射を打つ
- レーシック:目をレーザーで切る
ということを考えるとどちらも恐怖ですが、レーシック体験者としては個人的には200倍くらい眼球タトゥーの方が怖いです。
日本一有名な品川近視クリニックでのレーシック体験談はこちらからご覧ください。
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