車を運転していて、対向車のライトが眩しいと思ったことはありませんか?
ライトがハイビームになっていることがほとんどですが、今回はこのハイビームについてと、その対策方法について紹介いたします。
道交法では「ハイビーム走行が正しい」
そもそもハイビーム走行は、道路交通法上はどうなっているのでしょうか。
道交法では「夜間は基本的にはハイビーム。対向車とすれ違う際はロービームでもOK。」という旨にになっています。
つまり厳密に言えば、対向車とすれ違う際にハイビームでも違法ではないのです。しかしながら、マナー違反ではあるとの考え方もあります。
一昔前まではハロゲンライトが主流でしたが、昨今ではLEDライトもだいぶ普及してきています。
これまで以上に強い光を発するようになったので、より眩しさを感じている方も少なくないと思われます。
パッシングで気付かせる
対向車のハイビームが眩しいと感じたら、まずはパッシングして気付かせましょう。
パッシングとは一瞬だけハイビームにすることで、ライトのレバーを手前に引けば操作できます。
向こうが気付けばハイビームを辞めてロービームにするかもしれませんが、気付かない方もいるのも事実。
また最近ではロービームでも相当な明るさがあり、まるでハイビームにような眩しさを感じることもあります。
眩しさへの対策
では、どのように眩しさから対策すればよいのでしょうか。以下③つの対策方法を紹介させていただきます。
対策① ナイトサングラスをかける
実はナイトサングラスというものが存在します。
昼間用のサングラスとは違い、夜の運転中などに使えるように最適化してあるのです。
視界が暗くなりにくく、でも対向車の眩しい光は抑えることができますので、最近じわじわと広がりを見せています。
Amazonで探してみると、2,000円程度で販売されています。
対策② ルテインで目を守る
「天然のサングラス」と呼ばれるルテインが入ったサプリを飲む方法です。
強い光の刺激を受けると目の奥の黄斑部という部分がダメージを受けてしまうので、痛みを感じてしまうことがあるのですが、ルテインがそんな強い光から目を守ってくれます。
またルテインだけでなくビタミンAが含まれているサプリですとさらに良しで、ビタミンAは暗い中でも目が慣れてよく見えるように助けてくれます。
ルテイン入りサプリも2,000円程度で手に入ります。
対策③ 左前方を見る
これは非常にシンプルな方法です。
対向車のハイビームが眩しいと感じたら、できるだけ左前方に視界をずらし、すれ違い終わったら正面に視界を戻します。
アナログな方法ですが、やらないよりは効果が期待できますので、この方法も覚えておいて損はないと思います。
まとめ
最近は、対向車を認知すると自動的にハイビーム/ロービームを切り替える機能を持ったクルマもありますが、まだまだ普及はしていません。
10数年後は「対向車のハイビームがまぶしい」なんてことも過去の産物になるかもしれませんが、まだまだ自分の目は自分で守るしかありません。
対向車のライトに注意すると同時に、自分のクルマも対向車とすれ違う際にハイビームになっていないかなどに配慮したいものですね。
みんなが快適に運転できるように。
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