- 頭痛い
- 気持ち悪い
- もう酒なんか飲まない
- 昨日のこと、途中から覚えてない
二日酔いになるとこのような症状に悩まされることもありますよね。
頭痛や吐き気の対策に関しては、様々なところで解説されていますので、ここでは目に関する悩みについてです。
二日酔いの症状と原因
まずは二日酔いの一般的な症状について。
頭痛や吐き気、喉の痛みや関節の痛み、腹痛や筋肉痛、倦怠感等を感じることもあります。
このような辛い二日酔いの症状の原因は、アセトアルデヒドと言われています。
アルコール飲料(エタノール)はアセトアルデヒドに分解されるのですが、これは人体にとって有害な物質でもあります。
人によってそれぞれなのですが、このアセトアルデヒドが排出されずに体内に残り続けると頭痛や吐き気などの症状を引き起こすことがわかっています。
二日酔いで目が痛くなる
二日酔いで「目が痛い」と感じたことある方は、意外と多いようです。
目の奥が痛い、目の表面が乾いて痛い、目がチカチカする・・・など症状はそれぞれですが、お酒の飲み過ぎによって目にトラブルが出てしまうことは間違いありません。
自覚症状がないだけで、健康状態ではないこともよくあります。
なぜ二日酔いで目が痛くなるのか
なぜ二日酔いで目が痛くなるのでしょうか。
それは、眼圧が上がっているからです。
(引用:http://www.natures-health.co.jp/eye/ryokunai.html)
お酒を飲むことによって血流が良くなり、眼球内や周辺の毛細血管内の血の巡りが良くなることで、眼球内の血圧(=眼圧)があがり、視神経を刺激してしまいます。
決して大事に至るようなことはめったにありませんが、この小さな異変が痛みとして現れてくるのです。
お酒を飲みなれていない方が、痛みには現れなくても、目が充血したように真っ赤に見えるのは眼球内の血流が良くなっているためです。
※血行不良になるとクマを引き起こすこともあります。
目が痛くならないようにするには
お酒を飲みすぎない
目に限った話ではないですが、お酒はほどほどにしましょう。
許容量を超えるアルコール摂取は、腎臓や肝臓だけでなく、身体のあらゆる部位に支障をきたす可能性があります。
楽しく飲むためには、“適量” が大切です。
飲酒前・中に栄養補給
飲酒前にウコンの力やソルマックなどの胃腸液を飲んでおくことも効果があります。
あらかじめ内臓を保護するとともに働きを活発化させるので、いつものように飲んでも悪酔いする可能性が低まります。
また飲んでいる最中のおつまみとしてラムネも有効です。ラムネはラムネでも飲む方ではなく、食べるお菓子の方のラムネです。
え、ラムネ?
と思う方もいるでしょうが、最近このラムネをおつまみがわりにポリポリ食べることによって酔いにくくなったという体験談を非常によく見かけます。
その秘密は、ラムネの主成分でもある「ブドウ糖」。
このブドウ糖がアルコールを分ほぐする働きを持っているだけでなく、脳への糖分補給の役割も果たしてくれますので、お酒の場でもはっきりと記憶を持って過ごすことが可能になります。
お酒の場に限らず、仕事や勉強の最中に時々ポリポリと補給するのも有効です。眠くなったり頭が働くなった原因のひとつとして、脳内の糖分不足が挙げられます。
ラムネを摂取することによって糖分を脳へ補給できますので、シャキっと頭を冴えさせる効果が期待できます。
コンタクトはすぐに外す
私もコンタクト着用者だったのでわかりますが、酔っている時ほどコンタクト外すのは面倒くさいもの。
帰宅したらそのまま倒れ込んでバタンキューで寝たい!
と思ってコンタクト着けたまま寝ることもあると思いますが、これは目を傷つけて痛める大きな原因になります。
着用したまま朝まで寝てしまい、仕事のために一瞬外して再度付けようとすると激痛が走る、ということを経験したことある方も少なくないでしょう。
たくさんのお酒を飲む場合でも必ず就寝前はコンタクトを外すか、もしくは飲み中にメガネなどに付け替えておくべきです。
目にいいサプリで目を守る
目が痛いということは、それは目が疲弊している兆候でもあります。
自分の目をケアするという観点からは、目にいいサプリを飲むこともおすすめです。お酒を飲むことで上がってしまう眼圧を抑制することも期待できます。
疲れ目や眼精疲労対策、老眼やスマホ老眼対策のサプリなどもありますので、日頃から摂取することで目を健康な状態に保つことができます。
二日酔いになってから目にいいサプリを飲んだところで即効性があるわけではありません。
しかしながら普段から二日酔いにともなって目の痛みを感じている方は、サプリの力を借りてみるのもいいかもしれません。
目にいいサプリによく含まれている「アントシアニン」というブルーベリー類に多く含まれている成分は、凝り固まった眼球内の筋肉を柔らかくほぐしてくれる効能があります。
二日酔いになってしまったらまずは大量の水を飲み、体内から有害なアセトアルデヒドを排出することが大切ですが、目が痛むなら同時に目のケアもをしておいた方が無難です。
セルフマッサージで即回復
今すぐに痛みを消したい!のであれば、セルフマッサージの可能性にかけてみましょう。
眼圧を下げることで痛みが和らぎますので、眼球周辺を自分でマッサージする方法です。
- 攅竹(さんちく)ツボ押し
- 遠近ウォーッチング
- 眼球体操
などが特に効果的ですので、詳しくは以下記事をチェックしてみださい。↓
まとめ
いくつか予防・解決方法を紹介してきましたが、最初からお酒を飲みすぎないようにすることが1番いいです。
目の痛さや二日酔いに悩まされることもないので、どう考えたってまずはお酒を控えめにすることが大事です。
ちなみに目が痛くなる原因について、以下記事でもまとめています。↓
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