前髪長いと、目悪くなるよ。
このような言葉を聞いたことはありませんでしょうか。この言葉には一理あり、本当に目が悪くなることはあります。
今回はそんな前髪と目(視力)の関係について、紹介していきます。
なぜ「前髪が長いと目(視力)が悪くなるのか」
大きな原因としては以下の2つがあります。
原因① 毛先が眼球を傷付ける
前髪の毛先が眼球に触れることによって、眼球にダメージを与えてしまうことがあります。
毛先が角膜を傷つけたり、または細菌を目の中に運び入れてしまい、その結果、異変状態になった目が本来の視力を失ってしまう可能性があるというものです。
しかしながら角膜は再生しますし、抗菌作用もあるので、これが原因になるのは稀なケースでしょう。
原因② 目の筋肉疲弊
より大きな原因が、目の筋肉疲労です。
スマホや本を目に近い距離で見続けると視力低下することは知られていますね。それと同様のことが起きています。
目の前に髪の毛があると、無意識的にそこにピントが合ってしまいます。
ものすごい近い距離のモノを日頃から見続けることになり、水晶体の厚みを調節し、ピント調整している毛様体筋という筋肉が疲弊していしまいます。
この毛様体筋が疲弊すると、正常なピント調整ができなくなるので、目(視力)が悪くなってしまうということです。
予防と改善方法
視力低下させないためにはどうしたらいいでしょうか。以下2つの方法を紹介します。
前髪を短くカット
当然っちゃ当然なのですが、目に前髪が入らないようにすることが一番です。
短く切っておくか、せめて仕事中や勉強中だけでも前に垂れ下がってこないように、ヘアバンドなどで留めておくことが望ましいです。
ルテイン・アントシアンで回復
疲弊してしまった毛様体筋を元気な状態にしてあげるには、目にいい栄養を与えてあげることでも解決できます。
特にルテインやアントシアニンが強張って(こわばって)しまった毛様体筋を柔らかい状態にし、再びピント調節がスムーズにできるようになり、結果的に以前のようによく見えるようになることが期待できます。
ルテインやアントシアニンは、ほうれん草やにんじん、青汁の原料でもあるケールに多く含まれていますが、食事で充分量を摂るのはカンタンではありません。
サプリだと手軽&効果的に摂取できるので、おすすめです。
まとめ
中高生を中心に、10代の頃は男女ともに前髪を長めにしている方が多い傾向です。
ただでさえスマホなどで目を酷使して疲れやすくさせてしまっている可能性もあるので、前髪は目にかからない程度にしておきたいものです。
視力低下については以下記事でも解説しています。↓
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