【成分解説】フコイダンとは?効果・効能や効率的な摂取方法について

フコイダンとは

フコイダンは食物繊維の一種で、モズクやワカメ、コンブなど褐藻類のヌルヌルした部分に含まれている成分です。

高分子の物質であり、そのまま接種しても体内ではほとんど消化されませんが、近年の研究でがんの抑制効果や免疫活性機能などの効果があるとされ、一気に注目が集まりました。

現在でも毎年論文が発表されており、様々なサプリメントが販売されておりますが、実際にはどんな効果があり、どのように摂取すべきなのでしょうか?

フコイダンの効果・効能

フコイダンには様々な効果が期待されていますが、まだ解明されていない部分が多く、日夜研究が進められています。

期待される効果として有名なものは「ガンの予防・治療効果」「免疫機能の向上」「血管を正常に保つ効果」などです。ガンについては後述致しますので、そのほかの効果について解説いたします。

人は周りに存在する様々な細菌やウイルスから身を守り、体内に入っても軽症で抑えるなどの機能があります。これが免疫です。

この免疫機能があるからこそ、人間は風邪やインフルエンザなどの病気に打ち勝つことができるのです。

フコイダンは腸内で免疫細胞を活性化する働きがあることが明らかになっており、人間の免疫機能を正常に保つのを助けることで病気の予防やアレルギー症状の緩和などの効果が期待されています。

また、フコイダンは体内で血液が固まるのを防ぐ働きを助ける効果が確認されており、血管を正常に保ち、血液をさらさらにすることで動脈硬化などの予防に役立つとされています。

ほかにも「抗酸化作用」もあるとされており、老化や生活習慣病などの原因となりえる活性酸素による攻撃を抑える効果が期待されています。

眼精疲労・眼病の予防改善

様々な効果があるとされるフコイダンですが、残念ながら眼精疲労や眼病に対して直接的な効果は現在認められていないようです。

しかし、先に記載した通りフコイダンは免疫細胞を活性化し免疫力を整える効果や、血管を正常な状態に保つ働きがあることで体を健康な状態にしてくれます。

ビタミンAなど目に良いとされる多くの成分は血液やリンパを通って移動しますので、血管が正常である必要があります。免疫機能が活性化していれば様々な目の病気も防ぐことができます。

すべての成分に言えることですが、目に直接良い成分でなくとも体を健康にすることで、自然と目にも良い影響がでてくるのではないでしょうか。

ガン予防

フコイダンの最も有名な効果とされるのは「ガン細胞をアポトーシスに導いた」という効能でしょう。

アポトーシスとは細胞が自然に死んでいくことで、オタマジャクシからカエルになるときにしっぽがなくなるなどの変化がこれにあたります。

通常、ガン細胞や病気に感染した細胞もアポトーシスの機能により増殖が抑えられ、体が病気になるのを防いでいますが、この機能が壊れてしまうとガン細胞は死ぬことなく細胞分裂を繰り返し、上限なくどんどん増殖していってしまいます。

過去、フコイダンがガン細胞に直接影響し死滅させたという報告がありましたが、こちらはまだ科学的な証明はされていないようです。

フコイダンと同じく海藻の色素に含まれるフコキサンチンと呼ばれる成分にも同様の報告が上がっているなど、まさに解明が進んでいる状況ですので「フコイダンを取っていればガンが改善する」と判断できるわけではなさそうです。

しかし、先に紹介しました「免疫機能の活性化」「抗酸化作用」によるガンの間接的な予防には効果が期待されています。

フコイダンの摂取方法

様々なが期待されているフコイダンですが、どのように摂取するのが効果的なのでしょうか。

自然食品から摂取

自然食品からの摂取の場合、モズクやワカメ、コンブから摂ることがおすすめです。

日常的に食物繊維を摂取することが腸内環境改善などに効果的であるという報告もありますので、海藻類を食べることは健康に良いという意見は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、フコイダンに関しては最も多く含むとされるモズクであっても、効果が期待できるほどの量を摂取できるわけではないとされています。

海藻類は大量に食べてしまうとかえって健康に良くありませんので、あまり食品からの摂取は効果的ではなさそうです。

サプリメントから摂取

上記を考えると、沢山のフコイダンを摂取する場合はサプリメントのほうが効果的です。

よくサプリメントのパッケージで見かける「含有量」は選ぶ際の一つの目安になりますが、フコイダンは非常に細かな構造をしているため、どの構造をしているフコイダンが効果が高いのか、明確な答えが出ていないのが現状です。

フコイダンは自然界では高分子の物質ですが、そのままですと吸収されにくいという特徴もあります。そのため低分子化(小さく)して吸収されやすくしたフコイダンは効果があるはずだという説もあります。

一方で吸収しても体内で病気の細胞のもとにたどり着く保証はない、フコイダンを構成する「硫酸基」が重要だという意見もあります。

いずれにしてもフコイダンに限ってはサプリメント内の「含有量」は、参考程度の考えておいた方が良いでしょう。

※フコイダンを含むサプリ「一望百景」については以下記事です。

沖縄素材のみ!ブルーベリー(ビルベリー)を一切使っていない奇抜サプリ「一望百景」を実際に飲んでみたレビュー記事です。

まとめ

フコイダンは免疫活性、血管を正常に保つなどの効果が期待できる物質です。

ガンの抑制にも効果が期待されていますし、今後のさらなる研究に期待したいですね。

※その他の成分解説については以下をご覧ください↓