なんか透明の虫が飛んでる。
細い糸くずのようなモノが浮いてる。
このような症状を感じたことはありますでしょうか。当サイト管理人である私は感じたことがあります。
日本全国には、予備軍も含めて飛蚊症患者数は1400万人もいると言われています。
私たちにとってとても身近でもあるこの飛蚊症について、今回は原因や治し方について解説していきます。
飛蚊症とは
飛蚊症(ひぶんしょう)とは、その名の通り、目の中に小さな蚊が飛んでいるように見える病気、のことです。
↓飛蚊症イメージです。
透明な虫、糸くずが浮遊しているように感じる方がもっとも多いのですが、その見え方は様々で、浮遊物は以下のように表現されることもあります。
アメーバ、泡、糸くず、雨、影、キラキラ、黒い点、ゴマ、蜘蛛の巣、煙、チカチカ、つぶつぶ、点滅、透明な糸、濁り、虹色、にんにく、火花、フラッシュ、ほこり、ちり、膜、ミジンコ、ミミズ、ミトコンドリア、無数の粒、水玉、もや、雪、ラメ、輪っか、リング、ギザギザ、ぐちゃぐちゃ、残像、ゼリー、ゾウリムシ、バクテリア、星、濁り・・・などなど。
目を動かしても浮遊物は追いかけてついてくるので、まさしく目の中で虫が飛んでいるかのようです。
その為、苛立ちやストレスを感じる方もいれば、ひどい症状の場合は不安から来るうつ病になってしまう方もいらっしゃいます。
ちなみに浮遊物の数についても人それぞれで、1個の場合もあれば複数個が同時に見える場合もあります。
飛蚊症の原因
飛蚊症の原因は、目の内部を満たしている透明なゲル状の硝子体(しょうしたい)が濁ることで発症するケースがほとんです。
焼き魚の目の部分に、透明のゼリー状のものがあるのを見たことはありますか?あれが硝子体です。
硝子体が濁る原因は、以下の通り大きく3パターンあります。
生理的飛蚊症
生まれつき、飛蚊症状を抱えている場合です。
お母さんの体の中で胎児の眼球が作られる過程では硝子体に血管が通っていますが、眼球が完成するにつれ、この血管は自然消滅していきます。しかしながら何らかの理由で、この血管の名残が硝子体に残ってしまう場合があります。
その残ってしまったものが “濁り” となって、飛蚊症の症状を感じることがあります。
しかしながらその症状は弱く、健康な目にも起こる現象ですので、特に気にすることはありません。
硝子体剥離
40歳、50歳頃から加齢にともなって発生する場合です。
10代や20代の若い頃は、硝子体とその奥の網膜はピッタリとくっついていますが、老化現象によって一部が剥がれて落ちてくることがあります。
剥がれた隙間や接着剤の役割をしていた体液が濁り(影)となって、飛蚊症になっていきます。
老化現象でなくても、20代や30代の強度近視を抱えている方、また強い打撲を受けた場合などでも硝子体剥離は起きる可能性があります。
加齢による硝子体剥離は、白髪が増えていくのと同様に普通のことですので(異常ではない)ので、特に治療の必要はありません。
網膜剥離と網膜裂孔
これは病的な原因で、網膜が剥がれてしまったり(網膜剥離)、網膜に穴が空いてしまった(網膜裂孔)場合に起こります。
(社)日本眼科医会によると、硝子体剥離を起こした人の6~19%に、網膜剥離や網膜裂孔がみられるそうです。
硝子体剥離とは違い、これらは非常に危険な状態で、そのまま放っておくと視力が著しく低下していきます。
単なる飛蚊症であると勘違いしてしまうことも多いのですが、最悪の場合、飛蚊症が治らないどころか、失明の危険性もあります。
これまで2~3個だった浮遊物が、突然10~20個見えるようになったら危険信号です。網膜剥離や網膜裂孔を疑ってください。
飛蚊症の治し方
飛蚊症の治療・改善方法として、2つ挙げられます。
レーザー治療
ひとつめがレーザー治療。
飛蚊症の原因になっている出血を吸い取ったり、剥がれた網膜をもとに戻します。
手術自体は日帰りで行えますが、術後1ヶ月程度は重いものを持ったり走ったり、車の運転は避ける必要があります。目に負担がかかるからです。
飛蚊症を軽減、改善することのできるレーザー治療ですが、一般的には保険適用外ですので、全額自己負担になってしまいます。
症状の程度や病院によって様々ですが、相場感はおおよそ30,000円~10,0000円ほどです。
ちなみに日本で飛蚊症のレーザー治療が始まったのは、2013年夏からと、つい最近のことです。
ルテイン摂取
もうひとつがルテインの摂取。
「天然のサングラス」とも呼ばれるルテインには、外部からの強い刺激から目を守ってくれるという働きがあります。
抗酸化作用があり、細胞の酸化(≒老化)を防いでくれる働きもあります。
飛蚊症は加齢などによる細胞参加が原因のひとつでもあるので、このルテインが飛蚊症の進行を抑制、改善してくれる効果が期待できるのです。
また飛蚊症だけでなく、黄斑変性症や白内障などのあらゆる目の病気に対する予防や症状改善にも効果があるとされています。
※ルテインについては以下記事で詳しく解説しています。
ルテインサプリが手軽&効果的
網膜剥離と網膜裂孔による飛蚊症になってしまった場合は、早急に眼科で見てもらいましょう。
しかしそうではなく、軽度の飛蚊症であれば、まずはルテイン入りサプリで改善を試みるのが良いでしょう。
レーザー治療の場合ですと数万円以上の高額出費になりますが、サプリであれば2000円程度から始めることもできます。
当サイトでも売れ筋上位の「めなり」は特にルテインが豊富に含まれていますので、飛蚊症の軽減・改善に繋がるとされています。
現代社会においては、飛蚊症は不治の病ではありません。適切なケアをしれあげることで、鮮明でクリアな視界を取り戻すことができます。
飛蚊症で悩んでいるあなたも、きっと今以上に良くなるはずですよ♪
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※眼病・目の症状については以下についてもまとめています。
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